こんにちは!現役フリーランスデザイナーのてらしいです。突然ですが、みなさん、Figmaって使ってますか?
もしかしたら、この記事を読んでいるあなたは、これからデザイナーを目指す方、Figmaに興味はあるけど、いまいち踏み出せないでいる方かもしれませんね。私もかつてはそうでした。デザイン未経験からこの世界に飛び込み、今ではFigmaなしでは生活できないレベルにまでなりました。断言します。Figmaさえマスターすれば、もう他のデザインツールに迷う必要はありません。
「でも、PhotoshopやIllustratorも必要なんじゃないの?」
そう思っている方もいるでしょう。もちろん、それらのツールも素晴らしいものです。しかし、現代のデザインワークフローにおいて、Figmaはそれらを凌駕するパワーを秘めています。なぜなら、Figmaは単なるデザインツールではなく、デザインワークフロー全体を劇的に効率化する、まさに魔法のようなツールだからです。
この記事では、未経験からFigmaを習得し、フリーランスとして独立した私が、Figmaの魅力を余すことなくお伝えします。Figmaがなぜ最強のツールなのか、そしてどうすれば効率的にFigmaをマスターできるのか、具体的な学習方法から実践的な活用術まで、すべてを包み隠さずお話しします。この記事を読み終える頃には、あなたもFigmaの虜になっていることでしょう。
そして、Figmaをマスターすることで、あなたのキャリアが大きく飛躍することを約束します。
Figmaって結局何がすごいの?:Figmaがデザイン業界のスタンダードになった理由
まず、Figmaの何がそんなにすごいのか、具体的なポイントを見ていきましょう。
1. ブラウザベースでどこでも、誰とでもデザインできる
これがFigma最大の強みと言っても過言ではありません。Figmaは、Webブラウザ上で動作するデザインツールです。つまり、特別なソフトウェアをインストールする必要がなく、インターネット環境さえあれば、どこからでもアクセスできます。
これがどれほど画期的なことか、想像できますか?
以前は、PhotoshopやIllustratorを使う場合、PCにソフトウェアをインストールし、ライセンスを購入する必要がありました。さらに、ファイルはローカルに保存されるため、チームで共同作業をする際には、ファイルのバージョン管理や共有が非常に面倒でした。「最新のファイル、どれだっけ?」「あれ、この前の修正反映されてないんだけど…」なんて経験、私もあります。
しかしFigmaは、すべてのデータがクラウド上に保存されます。だから、常に最新のファイルにアクセスできるんです。しかも、リアルタイムで複数人が同じファイルにアクセスし、同時にデザイン作業を進めることができます。
例えば、クライアントとの打ち合わせ中に、その場でデザインを修正して見せることも可能です。デザイナーだけでなく、ディレクターやエンジニア、さらにはクライアント自身も、Figmaのファイルを共有するだけで、現在のデザイン状況を瞬時に把握できます。これは、まさに「デザインの民主化」と言えるでしょう。コミュニケーションコストが大幅に削減され、プロジェクトの進行スピードが格段に上がります。
2. コラボレーション機能が神レベル:もうデザインデータで揉めない
Figmaのリアルタイム共同編集機能は、本当に革命的です。複数のデザイナーが同時に1つのファイルを編集できるのはもちろん、各メンバーのマウスカーソルがリアルタイムで表示されるため、誰がどこを編集しているのか一目瞭然です。まるで同じ部屋で一緒に作業しているかのような感覚です。
さらに、コメント機能も充実しています。特定の要素にピンポイントでコメントを残したり、議論をしたりできます。デザインのフィードバックもFigma上で完結できるため、メールやチャットツールを行ったり来たりする必要がありません。これは、「言った言わない」といった無駄なトラブルをなくし、チーム全体の生産性を向上させる上で非常に重要です。
私はフリーランスとして多くの企業と仕事をしてきましたが、Figmaの共同編集機能のおかげで、一度もデザインデータで揉めたことはありません。クライアントからも「Figmaだと進捗がわかりやすいし、修正依頼もスムーズで助かる」とよく言われます。これは、信頼関係を築く上でも非常に重要な要素です。
3. プロトタイプ機能で「動くデザイン」を簡単に作成
Figmaはデザインツールであると同時に、強力なプロトタイピングツールでもあります。作成したデザイン画面を組み合わせるだけで、まるで本物のアプリやウェブサイトのように動作するプロトタイプを簡単に作成できます。
例えば、ボタンをクリックしたら次の画面に遷移する、スワイプしたら画像が切り替わる、といったインタラクションを、コードを書くことなく設定できます。これは、ユーザーテストを行う際や、クライアントに具体的なユーザー体験を提示する際に非常に役立ちます。
静止画のデザインだけでは、ユーザーが実際にどのように操作するのか、どんな体験をするのかをイメージしてもらうのは難しいですよね。しかし、プロトタイプがあれば、実際に触って体験してもらうことで、具体的なフィードバックを得られます。これにより、手戻りを減らし、より質の高いプロダクトを開発できるんです。
私も、クライアントへのプレゼンテーションでは必ずプロトタイプを作成して見せています。そうすることで、クライアントの理解度が格段に上がり、より建設的な議論ができるようになります。結果として、プロジェクトの成功率も高まります。
4. コンポーネント機能でデザインの一貫性を保ち、効率アップ
Figmaには、「コンポーネント」という非常に強力な機能があります。これは、ボタンや入力フォーム、ナビゲーションバーなど、何度も使い回すデザイン要素を登録しておき、必要な時に呼び出して使える機能です。
しかも、すごいのは、元となるコンポーネントを修正すると、そのコンポーネントを使っているすべての箇所に修正が自動で反映されることです。
例えば、ウェブサイト全体のボタンの色や形を変更したい場合、以前ならすべてのページを手作業で修正する必要がありました。しかし、Figmaのコンポーネント機能を使えば、元のボタンコンポーネントを1箇所修正するだけで、サイト全体のボタンが一瞬で変更されます。これは、デザインシステムを構築する上でも非常に重要な機能であり、大規模なプロジェクトになればなるほど、その恩恵は計り知れません。
デザインの一貫性を保つことは、ユーザー体験を向上させる上で非常に重要です。バラバラなデザインでは、ユーザーは混乱し、使いにくいと感じてしまいます。コンポーネント機能を使えば、常に統一されたデザインを提供でき、ブランドイメージの向上にもつながります。
そして、何よりもデザイン作業の効率が格段に上がります。
5. プラグインが豊富で機能拡張が自由自在
Figmaには、公式・非公式問わず、非常に多くのプラグインが存在します。これらのプラグインを導入することで、Figmaの機能をさらに拡張し、自分好みにカスタマイズできます。
例えば、
- 画像を一括で圧縮するプラグイン
- テキストのダミーデータを生成するプラグイン
- グリッドレイアウトを簡単に作成するプラグイン
- アクセシビリティをチェックするプラグイン
など、本当に多種多様なプラグインがあります。これらのプラグインを使いこなすことで、今まで手作業で行っていた面倒な作業を自動化したり、より複雑なデザイン表現を簡単に実現したりできます。
私も、日々の業務で多くのプラグインを活用しています。これにより、作業時間を大幅に短縮でき、よりクリエイティブな作業に集中できるようになりました。プラグインはFigmaの可能性を無限に広げてくれる、まさに宝の山です。
未経験からFigmaをマスターする最短ルート:私が実践した学習法
ここまでFigmaの凄さを力説してきましたが、「でも、どうやって学べばいいの?」と感じている方もいるかもしれませんね。安心してください。私も未経験からFigmaを学びました。ここからは、私が実際にFigmaをマスターするために実践した学習法を具体的にご紹介します。
1. 公式チュートリアルは必修科目
まずは、Figmaの公式チュートリアルから始めるのが一番の近道です。Figma公式サイトには、基本的な操作方法からコラボレーション機能、プロトタイピングのやり方まで、丁寧に解説されたチュートリアルが用意されています。
「Figma Learn」というセクションがあるので、ぜひそこから始めてみてください。動画やインタラクティブな演習を通じて、実際に手を動かしながら学ぶことができます。日本語での情報も充実しているので、英語が苦手な方でも問題ありません。
特に、以下の基本的な操作は最初に完璧にマスターしましょう。
- フレームの作成と操作: デザインの土台となるキャンバスです。
- シェイプツール: 四角や丸などの基本的な図形を描くツールです。
- ペンツール: 複雑な図形やパスを描くツールです。
- テキストツール: 文字を入力するツールです。
- レイヤーパネル: デザイン要素の階層を管理します。
- プロパティパネル: 要素の色やサイズ、位置などを設定します。
これらの基本操作を習得するだけで、簡単なワイヤーフレームやUIデザインなら作れるようになります。焦らず、一つずつ確実に習得していくことが重要です。
2. YouTubeのチュートリアル動画を徹底的に活用する
公式チュートリアルで基礎を固めたら、次はYouTubeのチュートリアル動画を積極的に活用しましょう。YouTubeには、Figmaの操作方法やテクニックを解説している動画が山ほどあります。
特に、以下のような動画を探して見てみてください。
- Figmaの基本的な使い方(初心者向け)
- UIデザインの基礎(Figma実践)
- FigmaでWebサイトを作るチュートリアル
- Figmaのショートカットキー集
動画で学ぶメリットは、実際に操作している画面を見ながら学べることです。分からない部分があれば、巻き戻して何度も見返すことができます。私も最初は、Figmaの操作で詰まったらすぐにYouTubeで検索していました。
いくつかお気に入りのチャンネルを見つけて、継続的に見ることをお勧めします。日本人デザイナーが解説しているチャンネルも増えているので、自分に合ったチャンネルを探してみてください。
3. 模写で実践力を鍛える:これが一番力がつく!
Figmaの操作方法をインプットするだけでは、実践力は身につきません。最も効果的な学習方法は、既存のデザインをFigmaで模写することです。
お気に入りのウェブサイトやアプリのデザインをFigmaで再現してみてください。最初は、シンプルなページから始めるのが良いでしょう。例えば、企業のコーポレートサイトのトップページや、アプリのログイン画面などです。
模写をすることで、以下のような力が養われます。
- レイアウトの構造理解: なぜこの配置になっているのか、どんなグリッドを使っているのかを意識するようになります。
- コンポーネントの発見: どの要素がコンポーネントとして再利用できるかを見抜く力がつきます。
- 配色とタイポグラフィのセンス: どんな色やフォントが使われているのか、なぜその組み合わせなのかを考察するようになります。
- 実践的な操作の習得: 実際に手を動かすことで、自然とFigmaの操作に慣れていきます。
模写は、野球で例えるなら素振りと同じです。地味な作業ですが、これを繰り返すことで、Figmaでのデザインスキルが飛躍的に向上します。最初は完璧に再現できなくても構いません。何度も繰り返し、少しずつ精度を上げていきましょう。
4. コミュニティに参加して情報交換する
Figmaには、世界中に多くのユーザーがいます。オンラインコミュニティやSNSグループに参加して、他のFigmaユーザーと情報交換することも非常に有効な学習方法です。
Figma公式のコミュニティはもちろん、DiscordやSlack、Facebookグループなど、様々な場所でFigmaに関する情報が飛び交っています。
- 分からないことを質問する
- 他の人のデザインを見て学ぶ
- 自分のデザインにフィードバックをもらう
- 最新のFigma情報やプラグイン情報を得る
といったことが可能です。私自身も、コミュニティで他のデザイナーと交流することで、多くの学びを得てきました。一人で抱え込まず、積極的にコミュニティに参加して、あなたのFigma学習を加速させましょう。
5. 小さなアウトプットを繰り返す:ポートフォリオにもなる
学んだことを活かして、実際に何かを制作してみることが最も重要です。最初は、ポートフォリオにする必要はありません。練習として、小さなデザインからで構いません。
例えば、
- 架空のカフェのWebサイトの1ページ
- 自分の好きなアプリのアイコン
- 日常でよく使うサービスのUI改善案
など、何でも構いません。アウトプットを繰り返すことで、学んだ知識が定着し、自信にもつながります。
そして、作ったものは積極的に公開しましょう。SNSで発信したり、Figma Communityの「Publish」機能を使って共有したりするのも良いでしょう。他の人からのフィードバックは、あなたの成長を促す貴重な財産になります。
なぜFigmaさえマスターすれば問題ないのか?:フリーランスデザイナーの視点から
ここまでFigmaの魅力と学習法についてお話ししてきましたが、なぜ私が「Figmaさえマスターすれば問題ない」と断言するのか、フリーランスデザイナーとしての私の経験を交えてもう少し深くお話ししましょう。
1. デザイン案件のほとんどがFigmaに移行している
これは紛れもない事実です。私が受けるデザイン案件の9割以上は、Figmaを前提としています。ウェブサイト制作、アプリUIデザイン、LPデザインなど、ほぼすべての案件でFigmaが使われています。
企業のデザインチームはFigmaを導入し、スタートアップ企業もFigmaを標準ツールとしています。もはやFigmaを使えないデザイナーは、仕事の幅が大きく制限されてしまうと言っても過言ではありません。
Figmaは、単なるツールのトレンドではなく、デザインワークフローの新しいスタンダードとして確立されています。
だからこそ、Figmaをマスターすることは、デザイナーとして仕事を得る上で必要不可欠なスキルなのです。
2. Figmaはデザイン以外のスキルも身につく
Figmaは、単にデザインを作成するだけでなく、デザインプロジェクト全体を円滑に進めるためのスキルも同時に身につきます。
- コミュニケーションスキル: リアルタイム共同編集やコメント機能を通じて、チームメンバーやクライアントとのコミュニケーション能力が向上します。
- プロジェクトマネジメントスキル: コンポーネント管理やバージョン管理を通じて、大規模なデザインプロジェクトを効率的に進めるスキルが身につきます。
- プレゼンテーションスキル: プロトタイプ機能を通じて、自分のデザインを効果的にプレゼンテーションするスキルが身につきます。
これらは、フリーランスとして活動していく上で、デザインスキルと同じくらい重要なソフトスキルです。Figmaを使いこなすことで、自然とこれらのスキルも磨かれていきます。
3. 学習コストが低いのに、リターンが大きい
Figmaは、基本的な機能であれば直感的に操作できるため、他のデザインツールに比べて学習コストが低いという特徴があります。PhotoshopやIllustratorのように、レイヤーモードや複雑なパス操作に戸惑うことも少ないでしょう。
しかし、その学習コストの低さとは裏腹に、得られるリターンは非常に大きいです。Figmaをマスターすれば、前述したように仕事の幅が広がり、高単価な案件を獲得するチャンスが増えます。私も、Figmaを習得したことで、未経験からフリーランスとして独立し、今では月収100万円を安定して稼げるようになりました。
Figmaは、まさに「コスパ最強」のツールなのです。
4. 情報が豊富で学習しやすい環境が整っている
Figmaは世界中で最も使われているデザインツールの一つです。そのため、オンライン上にはFigmaに関する情報が豊富にあります。公式ドキュメント、チュートリアル動画、ブログ記事、コミュニティなど、学習できるリソースは無限大です。
困ったことがあれば、すぐに検索すれば解決策が見つかるでしょう。これは、学習を進める上で非常に大きなメリットです。学習の壁にぶつかることなく、スムーズにFigmaスキルを向上させることができます。
まとめ:Figmaを味方につけて、あなたのデザインキャリアを爆速で成長させよう
ここまで、Figmaの魅力、そしてFigmaをマスターするための学習法についてお話ししてきました。いかがでしたでしょうか?少しでもFigmaの可能性を感じてもらえたなら嬉しいです。
私は未経験からデザイナーになり、Figmaに出会って人生が変わりました。Figmaは単なるツールではなく、私のビジネスを支える相棒であり、クリエイティブな活動を無限に広げてくれる存在です。
もしあなたが、
- これからデザイナーになりたい
- 今のデザインスキルに伸び悩んでいる
- もっと効率的にデザインしたい
- フリーランスとして独立したい
と考えているなら、今すぐFigmaの学習を始めることを強くお勧めします。Figmaは、あなたのデザインキャリアを爆速で成長させるための最高のツールになるはずです。
最初は戸惑うこともあるかもしれません。でも、心配しないでください。私もそうでした。少しずつ、楽しみながら学んでいけば、必ずFigmaを使いこなせるようになります。そして、Figmaをマスターしたあなたの未来には、きっと素晴らしい景色が広がっていることでしょう。
さあ、今日からFigmaの扉を開いて、新しいデザインの世界へ飛び込みましょう!私も、これからのあなたのFigma学習を全力で応援しています!
次回の記事では、Figmaの具体的な操作方法について、さらに深く掘り下げて解説していきたいと思います。お楽しみに!