新卒で入社して数年…。仕事には段々慣れてきたけど、まだまだ若い今のうちに転職したい!と思う方はいませんか?
- まだ新卒に近い第二新卒が企業からどう見られているのか
- 第二新卒での転職を成功させるためにはどうしたらいいのでしょうか
実は明確な定義はなく、一般的には高校や大学、専門学校を卒業し、実際に入社してみたものの、新しい目標ができたり、仕事内容や働き方に理想と現実のギャップを感じたりして、3年以内に転職をする人のことを指します。4年目以降は「第二新卒」の看板が外れて、一般的な中途採用枠に該当するようになります。
よく既卒と間違う方も多いですが、既卒とは高校や大学、専門学校を卒業し、その後一度も正社員として勤務した経験がない人のことを指します。
第二新卒に年齢の上限はありませんが、高校や大学、専門学校を卒業後3年以内なので、2016年より、厚生労働省から第二新卒を採用した企業へ助成金の支給が開始されたことや、売り手市場であることなどから、第二新卒の転職人数は増加傾向にあります。
年度 | 第二新卒の転職者数 |
2010年 | 36万5,500人 |
2011年 | 37万7,606人 |
2012年 | 39万8,320人 |
2013年 | 41万2,636人 |
2014年 | 42万7,932人 |
2015年 | 43万4,845人 |
2016年 | 44万8,386人 |
つまり第二新卒であっても、上手に転職活動をすれば、納得できる転職が可能となるのです。一般的には25歳以下の人を指します。
転職経験が無い以下のような方にはメリットのある内容です。
- 今の仕事に不満・満足しておらず、転職を検討している第二新卒の方
- 転職経験はないが、転職に前向きな20代会社員の方
- 転職をしたいが、なかなか一歩を踏み出せない20代会社員の方
- 年収UPを目的に、今より良い条件で転職をしたい20代会社員の方
第二新卒の転職に転職エージェントをおすすめする5つの理由
学校を卒業した後、一度就職をしたものの数年のうちに退職し、転職活動を行っている若年者を「第二新卒」といいます。一見すると、「せっかく就職したのにすぐに退職してしまって印象が悪くなるのではないか」などど、悪い方向に考えてしまいがちですが、あながちそうとは言い切れません。
実は、多くの企業では、
- 「一度就職した経験のある若者は基本的なビジネスマナーが身についており、新卒者よりも育成にかかる費用や手間が少ない。」
- 「企業になじみやすい」
といったメリットがあるため、第二新卒者の採用を増やす傾向にあります。では、なぜ第二新卒の転職でエージェントを活用することがおすすめなのでしょうか。
その理由は大きく5つあります。
適正診断などで自己分析をしてくれる
自己分析は、自分のことを他者へわかりやすくするために必要なもの。自分の適性や長所や短所を理解することは、就職活動を行う上で必要不可欠です。第三者に正しく適正診断や自己分析を第三者に行ってもらい、自分のアピールポイントを知っておきましょう。
転職エージェントの担当者が個別相談やカウンセリングをしてくれる
転職エージェントでは、自分を担当してくれるキャリアアドバイザーがつきます。彼らは、多くの経験をつんだ転職のプロ。転職に関する相談に対応し、的確なアドバイスをもらうことができることでしょう。
面接や履歴書の書き方などをきちんとレクチャーしてくれる
転職エージェントでは、求職者に向けて面接の受け方や注意点のアドバイス、履歴書の書き方までしっかりとしたサポート体制があります。もちろんこれらのサービスはすべて無料。第二新卒の転職活動のために、さまざまなサポートを行ってくれます。
自己分析の結果やカウンセリングに基づき、自分に合った企業を探してくれる
転職エージェントでは、自己分析やカウンセリングの結果に基づいて自分に合った企業を探してくれます。大々的に募集を告知していない大手企業なども対象となるため、転職はもちろん、キャリアアップのチャンスの可能性もあります。
企業との連絡を取って、面接日時や採用後の給与交渉などを行ってくれる
転職エージェントでは、希望する企業との橋渡し役をしてくれます。「あなたがどれだけの能力を持った人材であるのか」「企業に対してどれほどの意欲を持っているか」などをアピールし、売り込んでくれます。
さらに、書類選考が通った後は面接日時の調整、採用が決まった後は給与交渉や待遇綿の交渉など、企業との交渉のすべてを任せてしまうことができるのです。
第二新卒の転職でよくある失敗と失敗しやすい人の特徴
転職先で失敗するかどうかは、相性ももちろんありますが、自分自身に問題がある可能性も…。ここでは、転職に失敗しやすい人の特徴を詳しくまとめてみました。
転職したい動機があいまい
転職動機自体があいまいで、自分がやりたいことや譲れない条件が明確ではないと、失敗しやすくなります。これは、面接時に自分の意思を転職希望する企業側に明確に伝えられないということが、大きな原因です。
転職動機自体があいまいだと、何をしたいのかや働きか方の条件を企業側に「何でも柔軟に対応してくれる」と判断されてしまう可能性が高くなります。
その結果、自分がやりたくないような職種や労働条件で働くことになる可能性もあるのです。
転職先の情報分析不足
転職先の情報分析不足で転職に失敗してしまうというパターンもあります。テレビCMや新聞、雑誌の広告などで良く見かける企業であれば、なおさらイメージで企業を見てしまうということも多くなるでしょう。
しかし外から見たイメージと実際に働いてみた時のイメージは、全く異なる場合もあります。
顧客の目線ではなく、実際に働いている人々の目線で転職先の情報分析をしなければなりません。
自分からアクションを起こさず他責にする傾向がある
全て他の人のせいにしてしまうという考え方のクセがある人や、自分でアクションを起こさず常に受け身である人も転職に失敗しやすくなっています。
自分からアクションが起こせないと、全て他人の行動に対して評価を下すことになり、自主性がありません。
その結果、「自分よりも他人の言動に任せすぎて失敗してしまう」というパターンに陥りやすい傾向があります。
自分をアピールするのが苦手
先ほども説明したように、自分からアクションを起こせない人に似ているのですが、自分をアピールするのが苦手な人も転職に失敗しやすいといえるでしょう。たとえ思いがあっても、自己主張をしないため他人の意見に流されやすくなります。
その結果、自分の求めていた働き方とは大きく異なる結果になってしまう可能性があるのです。自分以上に他人を優先してしまう人に見られる特徴です。
第二新卒で転職を成功させる8つのポイント
いくら第二新卒が企業側からのニーズが高いとはいえ、第二新卒だというだけで採用されるわけではありません。
第二新卒で転職を希望する人は、あなた以外にもたくさんいますから、その他の第二新卒に比べて、自分を採用することによって企業にどんないいことが起こるのか、アピールできるポイントを見つけておきましょう。
また、転職した先で、どのような仕事がしたいのか、入社して5年目にはどんなポジションにいたいのか、といったような明確なビジョンを持って転職活動に臨むことも大切です。
面接では、前職をわずか数年で辞めた(辞めようとしている)ことについて質問される可能性があります。
何も考えていないと、ただ若者が仕事に飽きて転職活動しているだけ…のようにうつってしまうため、前向きな理由で前職を退職した(する)理由を考えておきましょう。
自分が企業に何を求めているのか明確にする
まずは自分が転職したい企業に何を求めているのかを明確にします。“経験”なのか、“収入”なのか、“役職”なのか、人によって転職で手に入れたいものは違うはずです。
つまり、言い換えてみれば“転職理由”を明確にするということですね。転職理由を明確にすることで、まず企業とのミスマッチをなくすことができます。
例えば営業の経験を積みたいと考えているのに、その他の業種の人材を求めている企業へ大手企業というだけで応募してしまう、というようなことがなくなります。
また、転職理由を明確にすることによって、面接や書類選考の際に自分の考えをしっかりと企業に伝えることができ、印象が良くなります。
- 自分は将来的に○○がしたい、だから今転職をして△△の経験を積みたいと考えている
というように企業側へ伝えることで、「この人は転職について真剣に考えているんだな」と伝わるのです。
そして場合によっては、自分の転職理由が明確になることで、大手ではない企業へ転職した方が良いと気づく場合もあります。いずれにせよ、まずは自分が転職先の企業に何を求めているのかを明確にすることが重要なのです。
ちなみに、大手企業に転職する場合、今よりも良い役職に就くというのはよほどのスキルや実績が無い限り難しいので、注意しましょう。
転職してから役職を上げるとしても、入社後から10年以上かかることもざらにあります。
良い役職に就きたい人の場合は、大企業では任されないような裁量権のある仕事を中小企業で経験し、その経験とスキルを武器に改めて大手企業に転職するという方法もあります。
企業が何を求めているかを理解する
自分が企業に求めていることが分かっても、それをアピールするだけでは内定はもらえません。企業がどのような人材を求めて求人を出しているのか、それを理解することが必要です。
先にお話ししたように、大前提として企業は“優秀な人材”を求めていますし、第二新卒の場合には、第二新卒特有の価値をちゃんと持っている人材であることも求められます。
そして、企業によって求める人材のタイプも異なってくるのです。
新規事業拡大のために専門知識を有したエンジニアを欲しがっている企業や、販売促進のために営業として優秀な人材に育ってくれそうな人を探している企業、それぞれの企業のニーズに合わせて自分をアピールすることが大切です。
離職せずに長く続ける意思と根拠を伝える
第二新卒特有のマイナスイメージとして、「また辞めるのではないか」と思われやすいということが挙げられます。就職したものの短期間で離職している第二新卒が企業からこう思われてしまうのは、ある意味当然のことかもしれません。
このマイナスイメージがあるために企業は第二新卒の採用をする際“またすぐに辞めないかどうか”をしっかりと確認します。せっかく採用してもまたすぐに辞められてしまうと、採用にかかったコストが無駄になってしまうからです。
「第二新卒には魅力があるから積極採用したいが、定着してくれるかが心配」という企業の懸念を払拭させることで、企業の採用意欲を刺激しましょう。
そのためにも、“何故その企業を選んだのか”、“その企業で自分はどうなりたいのか”といった部分を明確にし、長く仕事を続ける意思をしっかりと伝えましょう。
専門性を高める
経験やスキルが乏しいからこそポテンシャルで評価されやすい第二新卒ですが、あえて専門性を高めることで大企業への転職の道を拓くという方法もあります。
エンジニアやデザイナー、営業のスキルなど、自分の実力を高めることで“即戦力”として自分を売り込むのです。
もし狙っている企業があるのであれば、その企業について調べ、今後どのような事業を展開しようとしているのかを見てみましょう。
今後その企業がどのような人材の募集をかけるのか、ある程度想像することができます。そして、今後求められると予想されるスキルを今から時間をかけて身に着けておくのです。
これは今すぐに転職を可能にする方法ではないですが、ある意味堅実に内定を狙いにいく方法です。また、もしその企業に入れなかったとしても身についたスキルは他の企業でも十分に活かすことができるため、決して損にはなりません。
第二新卒の採用を積極的に行っている企業を探す
はじめから第二新卒の採用を積極的に行っている企業を狙って応募するというのも効果的な方法です。
企業によってはHPなどで第二新卒の採用情報を発信している企業もありますし、転職エージェントに相談することでも、そういった情報を手に入れることができます。
また、採用を積極的に行っていることが分かったら、何故そのような状況になっているのか、積極採用の背景までしっかりと情報収集しておきましょう。
新規事業を始めるからなのか、人材不足で悩んでいるからなのか、それぞれによって面接でどのように自分をアピールするかが変わってきます。
第二新卒に強い転職サイト・転職エージェントを利用する
転職エージェントを利用することには、大きく分けて2つのメリットがあります。
- 自分が転職できる可能性が高い企業が分かる
- 大手企業以外でも自分に合った企業が見つかる可能性がある
転職エージェントを利用すると、色々な情報が手に入るのはもちろんのこと、自分のキャリアプランについて専門のアドバイザーがアドバイスをしてくれます。
そこでのカウンセリングがきっかけで、実は自分は大手企業に転職する必要がないことが分かるというケースも決して少なくありません。
特に理由がなく大手企業を志望している人は、自分にとっての最善の道を改めて確認するために、目標を持って大手企業を志望している人はより具体的な企業の情報を得るために、それぞれ転職エージェントを利用してみてはいかがでしょうか。
複数社に応募する
複数社に応募する一番のメリットは、面接に慣れることです。どんなに優秀な人でも、緊張して上手くアピールできなければ企業側に自分の良さが伝わりません。
ですから、本命の企業以外にも気になった企業があれば、積極的に応募することをおすすめします。
ただし、あまりにも多くの企業に応募してしまうと、書類の作成や企業研究にたくさんの時間が取られてしまい、結局本命の企業に集中できないこともあるので注意が必要です。
現職の関連会社に転職するのもアリ
関連会社も福利厚生が充実していたり、比較的高い報酬が用意されていたりする場合が多く見られます。どうしても内定がもらえない場合には、その関連会社に転職し、そこから出向・転籍を狙うという方法もあります。
かなり優秀な実績を作るか、高い専門技術を身に着けるかしなければなかなか実現することではありませんが、どうしても諦めきれない企業がある場合には選択肢の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。
第二新卒に強い転職サイト・転職エージェントを選ぶポイント
転職エージェントを使うことで転職できる可能性が大幅に高くなるため、第二新卒であれば転職エージェントを利用することをおすすめします。
その理由は、転職エージェントを利用することで、自分の強みの把握や履歴書・面接の対策などを転職エージェントのカウンセラーに行ってもらえるからです。
自身の強みを言葉にして伝えることや、入社条件の交渉が苦手だという方も、カウンセラーがサポートをしてくれることで、自身の望む企業に入れたり、キャリアアップできたりする可能性が高まるのです。
大切なのはエージェントよりもカウンセラーの力量
第二新卒におすすめの転職エージェントを10個紹介しましたが、本当に大切なのは、転職エージェントよりもあなたを担当するカウンセラーの力量です。
何度も案内していますが、転職エージェントのカウンセラーは、あなたと企業の間に入って転職にかかわるサポートをしてくれます。具体的な内容としては以下が挙げられます。
- キャリアの相談
- 求人の紹介
- 履歴書の作成
- 面接対策
- 給与交渉
当然、カウンセラーも専門性の高い職種ですので、少なからずスキルに差があります。また、人対人ですからあなたとの相性もあるでしょう。
本当にあなたが望む企業に入れるかは、カウンセラーのスキルやあなたとの相性にかかっています。そのため、転職を考える際にはカウンセラーの力量を見極めることが非常に重要になります。
優良なコンサルタントとは
信頼できる転職エージェントとは、
- 優良企業の求人案件を豊富に持っていること
- スムーズな対応とスピーディーな連絡をしてくれること
- 業界出身のコンサルタントを多く持っていること
などがあげられます。
また、優良なコンサルタントとは、
- 単純に求人を紹介するだけでなく、親身になってキャリア相談に乗ってくれること
- 希望する業界に精通する知識を持っていること
- 企業へ売り込むための高い営業スキルを持っていること
といったポイントのほか、自分が「信頼できる」と感じた人柄であることがあげられるでしょう。こうした転職エージェントや信頼できるコンサルタントと出会うためには、できるだけ多くの転職エージェントに登録し、絞り込んでいくのがおすすめ。
キャリアアドバイザーとの相性
ある程度、転職エージェントが絞れてきたら実際に登録しましょう。そして、キャリアアドバイザーの方と会ってみるのが良いです。転職エージェントを選ぶ際、「キャリアアドバイザーとウマが合うかどうか」というのが最終的に最も重要になってきます。
転職エージェントがどれだけ世間で評価されていても、あなたについたアドバイザーがダメなら意味がありません。「この人なら信頼できる」というキャリアアドバイザーがいるかどうかで、そのエージェントを利用していくかどうかの最終判断を下すのが良いでしょう。
担当者が合わなければ代えてもらう
前述のとおり、転職が成功するか否かは、あなたを担当するカウンセラーの力量が大きくかかわってきます。そのため、スキルに不満がある場合や、あなたとの相性が悪い場合には積極的に変更を依頼してみましょう。
依頼の方法は電話でもメールでも構いません。変更してほしい旨を連絡窓口などに伝えてください。
就職するか否かは自分の判断で行う
転職エージェントが無料で転職をサポートしてくれるのは、企業側から利益を得ているからです。当然各カウンセラーにはノルマが設けられています。
そのため、カウンセラーによっては、強引な営業トークで本来あなたに適さない企業への就職をすすめてくるケースも考えられます。
カウンセラーの話を鵜呑みにするのではなく、最終的に転職するか否かはあなた自身で判断するようにしてください。
転職エージェントが得意としている業界を見極める
- 「転職先でも今までの経験をいかしたい」
- 「若いうちに違う職種に方向転換したい」
様々な人がいると思いますが、転職エージェントを選ぶ際は、自分の興味がある職種に強いところを選びましょう。そのためにも、「ただ漠然と転職したい」という気持ちではいけません。
転職エージェントを選ぶ前に、「自分は何に興味があって、何がしたいのか」を考え、方向性を定めておきましょう。
求人数と質
求人の数は、選択肢の数と言っても過言ではありません。転職エージェントを選ぶ際には、重要な要素となってきます。案件の数をチェックする際には、独占求人の割合も確認しておきましょう。
独占求人とは
独占求人とは、その転職エージェントだけが抱えている求人です。
- 転職エージェントAの持っている案件の数が100
- 転職エージェントBの持っている案件の数が100
という場合、持っている案件の総数は同じですが、
- 転職エージェントAの独占案件の割合が50%
- 転職エージェントBの独占案件の割合が10%
ということもあります。独占案件は、非公開求人の様に優良な案件の場合もあります。なので、抱えている独占案件の数にも注目すると良いでしょう。
どのようなサポートが受けられるか?
転職エージェントを利用すると様々なサポートを受けることができます。
具体的には以下があります。
- キャリアアドバイザーとの面談
- 履歴書、職務経歴書作成のサポート
- 面接日程の調整
- 年収の交渉の代行
利用しようと思っている転職エージェントが、どこに注力しているのかを調べておきましょう。あなたが苦手としているところに力を入れているエージェントに登録すれば、より効率良く転職活動を進めることができます。
第二新卒の転職に強いおすすめの転職サイト・転職エージェント8選
転職サイトとは、企業と求職者を繋げる役割を果たします。企業側は求めている人材を効率よく獲得することができ、求職者側は条件を絞り、理想とする仕事を探すことができるメリットがあります。
転職サイトでは、転職のアドバイザーから「カウンセリング」や「面接対策」、「職務経歴書の添削」などのサポートを受けることができます。
また、面談に同行してくれるサービスのある転職サイトも多く、自分ではなかなか聞き出せない給与に関する質問や提案なども代わりにしてくれます。
基本的にこれらのサービス全てが無料で受けることができるので、転職をする際はぜひ利用しましょう。ここまでは、実際にどの転職サイトを使えば良いのか、転職を検討している第二新卒・20代ににオススメの転職サイトを紹介していきます。
UZUZ
UZUZは2012年に設立した比較的新しいベンチャー企業が運営している転職サイトです。
- オーダーメイド型就活サポート:既卒・第二新卒に特化した平均20時間に及ぶ個別就活サポートを実施しています。
- 研修型就活サポート:社会人としての基礎研修、職種ごとのスキル研修を通じて就活を支援する次世代型就活サポート。
- 既卒・第二新卒向け就活メディア:求人情報だけでなく就活に役立つノウハウを提供する自社メディアを運営しています。”
一人一人に合わせたオーダーメイド型の就活をサポートしてくれます。また、担当スタッフが全員「元既卒」「元第二新卒」なので、相談しやすいサポートが特徴です。
公式サイト:https://daini2.co.jp/uzuz-service-introduction/
利用者の口コミ
マイナビジョブ20’s
『マイナビジョブ20’s』は、大手の『マイナビグループ』が運営している、20代に特化した転職エージェントです。適職診断を受けて、自身の適性や強みを把握するサービスや、キャリアアップなどのセミナーが毎週開催されています。
また、大手企業の紹介が多いのもマイナビジョブ20’sの特徴として挙げられるでしょう。マイナビジョブ20’sは、大企業への転職を考えている20代・第二新卒の人におすすめの転職エージェントです。
公式サイト:https://mynavi-job20s.jp/
利用者の口コミ
Re就活|20代専門の転職サイト
Re就活は株式会社学情が運営する『20代専門の転職サイト』です。『社会人経験不問』『第二新卒歓迎』『職種未経験歓迎』など、20代で職歴がそう長くない20代には、ありがたい求人情報が多いのが特徴。
私は使いませんでしたが、転職フェアも積極的に行なっているので、一気に企業にアプローチできるのは、今思えば良い取り組みですね。
公開求人は営業系とSE、ITエンジニア系が多いですが、何分未経験歓迎や第二新卒特化でやっている関係上、公開求人数が少ないのが正直ネックな部分に見えがち。なので、登録後に来る非公開のスカウトメールを定期的にチェックしておくのがおすすめ!
公式サイト:https://re-katsu.jp/career/
利用者の口コミ
doda
dodaでは、履歴書や職務経歴書の書き方や応募企業ごとに面接のアドバイスや、面倒な応募書類の提出から面接日程の調整までを代行してくれるので、働きながら転職活動をしている方には嬉しいサービスですね。
非公開求人を含む10万件以上の求人の中からあなたの希望や適性に合った求人をご紹介します。「自分に合った仕事が分からない」という方から、「選択肢を広げたい」という方まで幅広いニーズにお応えします。ご紹介した求人が希望に沿わなければ応募しなくても構いませんので、安心して自分のペースで転職活動をすることができます。
引用:doda
内定をもらった場合は入社日の調整、年収の相談まで代わりに行ってくれます。
利用者の口コミ
実際にdodaを利用した人の口コミを紹介していきます。
20代後半・男性:良かった点は、圧倒的な情報の量です。常にメールで求人情報を流してくれるので、選択肢を広げてくれるコンテンツだと思います。現職に限らず幅広くみてみたかったため、大変参考になりました。最終的に異業種に同職種で転職し、仕事内容にも満足・収入アップを実現することができました。10万件以上もの求人が掲載されているので、選択肢も広がります。これだけの求人数があると、興味のある業界以外でも気になる業界が見えてくるかもしれません。
30代後半・男性:もともと面接が苦手でしたが、何回も電話と対面で練習してもらい、なんとか乗り切ることができました。履歴書をつかって面接を仕組む方法など、とても勉強になることばかりでした。最後の収入交渉の段階でも尽力してくれて、他のエージェントに比べてだんとつでよかったです。面接が苦手な方でも、アドバイザーによる丁寧なサポートがあるので安心ですね。
公式サイト:https://doda.jp/
JAIC(ジェイック)
ジェイックでは、転職を成功させることはあくまで通過点とし、転職後に長く働き続けられるような転職サポートをしてくれます。
履歴書や面接対策といった就活ノウハウだけでなく、ビジネスマナーや仕事に対する考え方など、就職してから困らない社会人の基礎が学べます。費用はすべて無料です。さらにJAICの基準をクリアした優良企業との集団面接に参加でき、20,126名(2005/5/1~2019/4/30の弊社主催の面接会参加人数)が就職に成功しています。就職率は81.1%以上(2018/2/1~2018/7/31の当社面接会参加者の内、当社が把握している就職決定者の割合)の実績を誇る就職支援サービスです。
引用:JAIC
就職成功率81.1%、入社後定着率91.3%(2018/2/1~2019/1/31に入社した3ヶ月定着率)と、非常に高い数字を出しているので、信頼できる転職サイトであると言えます。
また、10年以上続いている就活カレッジというサービスがあり、面接対策やビジネスマナーのセミナーを無料で受講することができるので、この機会にいかがでしょうか。
利用者の口コミ
実際にJAICを利用した人の口コミを紹介していきます。
20代後半・女性:20代の私でも再就職できました!JAICには就職カレッジというのがあって、自己分析や企業研究もサポートしてくれたので、履歴書などを一から作り直すことができ、内定獲得にも役立った気がします。また、書類選考なしの集団面接会があり、私の場合は14社が参加した面接会でしたが、一度にいろいろな企業の方とお会いして話せたので、自分に合う会社がすぐに見つかり内定をもらうことができました。
20代前半・女性:長く働くことをテーマにした就職カレッジでは、入社後の手厚いサポートが高い定着率に繋がっています。自己分析やグループ討論やら面倒だなぁと思っていたのですが、無料説明会に行ってみると楽しそうだったので、就職カレッジに通うことにしました。厳しい指導もありましたが、大学の就活センターと比べものにならない程手厚いサポートで、かつてのやる気を取り戻しました。講座の修了後、書類選考なしで個人面接を受け見事内定を獲得できました。優良企業約20社の集合面接を書類選考なしで受けられるのは嬉しかったですね。
公式サイト:https://www.jaic-college.jp/
ハタラクティブ
ハタラクティブでは、第二新卒の就活に長けている専用アドバイザーが一人一人に付いてくれます。面接時の伝え方、履歴書や職務経歴書の書き方など、あらゆる面でポイントを教えてくれます。
あなた専任のアドバイザーがマンツーマンで徹底サポート
カウンセリングを通じて企業選びや面接対策など、あなた専用の就活サポートをさせていただきます。わからないことがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。
引用:ハタラクティブ
アドバイザーがマンツーマンで対応してくれるのがハタラクティブの特徴で、やりたいことが見つからない場合も、自分に合った仕事をコミュニケーションを通じて一緒に探してくれます。
利用者の口コミ
実際にハタラクティブを利用した人の口コミを紹介していきます。
20代後半・女性:質問リストを送ってくれたり、履歴書を採点してくれたり、任せっきりで転職をすすめることができてよかった。最後は採点してくれた自己PRを暗記して面接にいきました。面接にもコツがあるので、20代で転職をしたい人は相談して教えてもらうことをおすすめします。働きながら転職活動をする忙しい方でも、履歴書の採点など行ってくれるので安心して利用することができました。
20代前半・男性:履歴書の作り方、面接の自己消化、転職理由、すべて丁寧に一緒に作ってくれました。仕事の選び方や、入社後のこともアドバイスをくれました。初めての転職で何をしたらいいのか分からない方でも、丁寧なサポートがあるのは嬉しいですね。
公式サイト:https://hataractive.jp/
BIZREACH(ビズリーチ)
10万件を超える求人数に、年収1000万円以上の求人が1/3以上掲載されており、年代問わず、中堅からベテランまで多くの方が利用している転職サイトです。
特徴としてスカウト機能が充実しており、登録した職務経歴書に興味を持ったヘッドハンターが、その人に合った仕事を紹介してくれます。
さらには職務経歴書の詳しい書き方や面接の日程調整までサポートしてくれるので、安心して利用することができます。
また、希望する条件を詳しく伝えることで普段は公開していない非公開案件も紹介してくれるので、理想の職場と出会うことができます。
ハイクラスな転職がしたい方は、ぜひ利用したい転職サイトです。
公式サイト:https://www.bizreach.jp/
利用者の口コミ
リクナビNEXT
転職者の約8割が利用している(2013年3月時点 調査機関:マクロミル)最大手の転職サイトです。
保存した希望条件に合った新着案件の随時配信や、職務経歴書などのレジュメを保存する機能など、会員登録をするだけで、便利な機能を使えるようになります。より効率的に転職を進めることができますね。
2015年1月時点の自社調べによると、掲載されている求人の約85%もの求人がリクナビNEXT限定の求人となっています。
他の転職サイトでは掲載していない求人を探しに登録してみてはいかがでしょうか。
公式サイト:https://next.rikunabi.com/
利用者の口コミ
第二新卒向け転職サイト・転職エージェントの賢い使い方
転職エージェントに登録し、カウンセラーの助言に従っているだけでは、あなたに最適な企業が見つからない可能性があります。
ここでは転職エージェントを利用する際に、注意すべきポイントを上げていきます。
具体的には、以下の3つです。
- 転職したいという意欲を見せる
- 自分の希望をきちんと伝える
- 複数の転職エージェントに登録する
転職したいという意欲を見せる
転職エージェントは「求職者を転職させること」で報酬を得ています。つまり転職させなければ、報酬はありません。キャリアアドバイザーは、ひとりで何人も求職者を抱えます。もし転職に意欲的でないと判断されたら、あなたへの転職サポートは後回しにされます。
電話やメールでの連絡はこまめにし「やる気がない」と判断されない様にしましょう。逆にキャリアアドバイザーの方に気に入ってもらえれば、より手厚いサポートを受けられます。
自分の希望をきちんと伝える
なかなか希望の求人を紹介してもらえない。このキャリアアドバイザーはダメかも….。もしかしたら、嫌われているのかも…。そう考える前に、もう一度自分の希望をきちんと伝えられているか顧みてみましょう。
- 職種
- 給与
- 勤務地
- その他の希望
もう一度整理してみて、優先順位を決めると良いです。「こんなにいい条件の仕事ある訳ないよね」と思っても、一度伝えてみましょう。20代なら、まだどんな希望も叶えられる可能性があります。遠慮する必要はありません。
キャリアアドバイザーが、あなたの希望を理解していることが重要なのです。
同じ企業に異なるエージェントで応募しない
複数の転職エージェントから、同一の企業に応募すると、重複して連絡することになります。これは、採用担当者に悪い印象や不信感を与えてしまいます。それぞれの企業には1つの転職エージェントから応募するようにしてください。
経歴などで嘘をつかない
とくにキャリアアップを考えている方に多い傾向がありますが、カウンセラーとの面談などで、見栄を張り、経歴などで嘘をついてしまう人がいます。
そのような場合、よりよい案件を紹介してもらえる可能性が高まりますが、企業との面接で嘘がバレてしまう可能性が高いほか、仮に転職が決まったとしても、その後順調に働けるという保証はありません。
複数の転職エージェントに登録する
転職エージェントの登録は、1つに絞らないといけないということはありません。転職エージェントによって所有している求人が異なります。A社にない求人が、B社にはあるということが、当たり前に起こり得ます。
そのため、自身に最適な求人が見つかる可能性を広げるために、必ず複数の転職エージェントに登録しましょう。
転職エージェントが合わなかった場合は転職サイトやハローワークも併用しよう
転職エージェントを利用しても、希望する企業に転職できなかった人もいるでしょう。そのような人もあきらめる必要はありません。転職エージェントとの違いは、転職エージェントがあなたと企業の間に入り、サポートなどをしてくれるのに対し、転職サイトは、求人情報のみをあなたに紹介します。
新卒のときと同じように個別の企業に申し込んで面接などの選考に進みます。転職エージェントと同様、転職サイトもたくさんあります。グーグルなどで検索し、複数登録して利用してみてください。
また、『ハローワーク』は厚生労働省が運営する公的な就職支援サービスです。就業支援のほか、職業訓練も行ってくれます。転職サービスよりも転職できる可能性は高まりますが、紹介できる就職先が限られており、十分なサポートも受けられないため、あなたが望む企業に転職できる可能性は低くなるといえます。
まとめ
転職を検討している第二新卒にオススメの転職サイトを紹介していきました。
転職をするためには、転職サイトを使うことが一番の近道です。
たくさんの情報があるので、取捨選択して、サポートをしてもらいながら転職を進めましょう。
今回紹介した転職サイトは、数あるサイトの中でも第二新卒に特化しているので、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。